ヘルパーの買い物代行で量が多い時の対応は?判断基準3つ

ヘルパーの買い物代行で量が多い時の対応は?判断基準3つ

ヘルパーの買い物代行で量が多い時、どう対応すればいいのか迷いますよね。

「頼まれたから全部買わないと」と思うほど、現場では無理をしがちです。

でも、買い物代行はヘルパーが安全に戻ってこられてこその支援です。

kotori*

私も週1回、1週間分の買い物代行に入っていました。
ペットボトルや食品が重なる日は、原付でも「これは多いな…」と感じることがありました。

この記事では、*ことり*の体験をもとに、
買い物代行で量が多い時の判断基準、
利用者さんとの関係を悪くしない伝え方をお伝えします。

もくじ

ヘルパーの買い物代行で量が多い時は?

買い物代行でJOGに載せられる荷物の目安

ヘルパーの買い物代行で量が多い時は、まず安全・時間・予算の3つを見ます。

利用者さんの希望を聞くことは大切です。
でも、全部をそのまま買うことが正解とは限りません。

量が多い時は「買えるか」より「安全に運べるか」を先に考えることが大切です

私が担当していたのは、70代の一人暮らし男性の買い物代行でした。

週1回、木曜日に訪問。
スーパーまでは原付で約5分です。

カゴとメットインを使えば、ある程度は入ります。
でも、ペットボトルが多い日は別。

kotori*

「入る」と「安全に運べる」は違うんですよね。
カゴに入っても、重い日は運転中もかなり気を使います。

判断基準確認すること
安全ペットボトルや日用品を安全に運べるか
時間移動・買い物・袋詰め・収納まで終わるか
予算預かったお金で優先品を買えるか
買い物代行で量が多い時の判断基準

この3つのどれかが難しい時は、ひとりで抱えこまないこと。

サービス提供責任者や事業所へ相談し、必要に応じて支援内容を確認します。

訪問介護は一人で現場に入る仕事ですが、一人で全部を決める仕事ではありません。
迷った時は、早めに事業所へ確認しましょう。

量が多い買い物で大変だったもの

買い物代行のレシートと何日分の食事がわかる写真

「量が多い」といっても、現場で大変なものは色々あります。

私の場合は、1回で1週間分の食品を買うことがありました。

メモに書かれていたのは、ご飯・卵・パンなどの主食品。
おかずは「お任せ」で選ぶこともありました。

その中でも、一番大変だったのはペットボトルのお茶です。

食品はある程度調整できます。
でも飲み物は、本数が増えると一気に重さが出ます。

・ペットボトルのお茶や飲料
・レトルトご飯やパックご飯
・卵、牛乳、豆腐などの主食品
・1週間分のおかず
・トイレットペーパーやティッシュ

ひとつずつは買える物でも、まとめるとかなりの量になります。

さらに日用品が加わると、重さだけでなく「かさばり」も問題に。

kotori*

原付で5分の距離でも、飲料が多い日は大変でした。
「これ、入るけど重いな…」と思いながら帰ることも。
ペットボトルは本当に神経を使います。

買い物前に確認したい3つのこと



買い物の量が多い時ほど、出発前の確認が大切です。

以前は、利用者さんからその場で聞き取りをしていました。

でも買う物が増えると、聞き漏れが出やすくなります。
そこで途中から、事前にメモを書いてもらう形に変えました。

確認すること見るポイント
買い物メモ最低限必要な物が書かれているか
冷蔵庫まだ残っている食品はないか
預かったお金予算内で買える量か
買い物前に確認したいこと

預かるお金は、1万円のこともありました。

ただ、毎回1万円だけを使うと小銭がどんどんたまります。

そのため、小銭を預かってそこから使うこともありました。

ポイントカードは、基本的に「貯めるだけ」。

使った・使っていないで、トラブルになるのを防ぐためです。

お金やポイントカードの扱いは、事業所ルールが基本です。
迷った時は自己判断せず、サ責に確認しておくと安心です。

量が多い時は優先順位を決める

買い物の量が多い時は、全部を同じ優先度で考えません。

まず買うのは、毎回必要になる主食品です。

私の場合は、ご飯・卵・パンを優先していました。
おにぎりなど、すぐ食べられる物も先に考えます。

優先度買う物理由
ご飯・卵・パン食事の基本になる
惣菜・レトルト1週間分の食事に必要
低め嗜好品予算次第で後回し
量が多い時の買い物の優先順位

セルフレジでは、金額を見ながら商品を通していきます。

予算を超えそうな時は、主食品を先に。
嗜好品は、最後に回すようにしていました。

kotori*

「今日はご飯と卵を先に買いますね」
「お茶は重いので、量を見ながらにします」
こんなふうに、先に伝えておくと利用者さんも納得しやすいです。

金額が超えそうな時は、店員さんに声をかけることもありました。

「ヘルパーで買い物代行中です」と伝えて、商品を戻してもらう形です。

最初に優先順位を決めておくと、レジ前で慌てずに済みます。

1週間分を買う時の食品選びのコツ

病後の70代男性への買い物代行リスト例

1週間分の買い物では、ただ多く買えばよいわけではありません。

惣菜ばかり選ぶと、期限内に食べきれないことがあります。
また利用者さんごとに病歴があったりもするので栄養面も大切です。

栄養も考えて、食べるタイミングを分けて考えるのがコツです。

食べる時期選ぶ物
1〜3日目日持ちする惣菜
4日目以降レトルトやレンチン食品
毎回ご飯・卵・パンなどの主食品
1週間分を買う時の食品選び

おかずは、3日くらいもつ惣菜を選びます。

それ以後は、レンジで温められる食品を中心に。

レトルト食品、魚の缶詰、パウチ食品などは使いやすい選択肢です。

食事面に配慮が必要な方なら、塩分にも気をつけます。

「食べられる物」だけでなく、
「その方に合う物」を選ぶ視点も大切です。

kotori*

カレーのレトルトは「いらない」とわかりました。
それからは次回以降、買わないように。
反対に、もつ煮込みは喜ばれました。
「これは好きなんだな」と覚えておけた食品です。

毎週訪問していると、次回に振り返りができます。

残っていた物、食べなかった物、喜ばれた物。

その積み重ねで、買い物は少しずつしやすくなります。

利用者さんとの関係を悪くしない伝え方

量が多い時に、いきなり「無理です」と言うのは避けたいところです。

利用者さんからすると、必要だから頼んでいる物かもしれません。

まずは希望を受け止めること。

そのうえで、安全や予算を理由にして相談します。

・今日は必要な物から買いますね
・お茶は重いので、本数を相談してもいいですか?
・これは次回でも大丈夫そうですね
・前回残っていたので、今日は少なめにしますね

何回か通うと、利用者さんの好みが少しずつ見えてきます。

好きな物、あまり食べない物、前に喜ばれた物。

信頼関係ができると、こちらから提案しやすくなります。

kotori*

「前のもつ煮込み、食べられました?」
「あれはよかった。また頼むわ」
そんな会話ができるようになると、次の買い物が少し楽になります。

新人ヘルパーさんほど、最初はよく聞くことが大切です。

好みを知るだけで、買い物中の迷いが減ります。

普段からスーパーに行き、値段や売り場を見ておくのもおすすめです。

食品の単価感があると、現場で判断しやすくなります。

ことりの現場体験|買い物代行は神経を使う

買い物代行は、掃除より神経を使うと感じることがあります。

掃除は、利用者さんの家の中でできる支援。

でも買い物代行は、一度外に出ます。

移動、商品探し、レジ、袋詰め、持ち帰り。

さらに戻ってから、冷蔵庫への収納や残金確認もあります。

kotori*

2月頃から、週1回木曜日に買い物代行へ入りました。
スーパーまでは原付で約5分。
支援時間内に、メモ確認から片付けまで行います。
何か月しても「簡単」とは思えない支援でした。

年金支給日後は、レジが混みやすいです。

偶数月の15日前後は、待ち時間が長くなることもありました。

そうなると、支援時間に収まらない日も出てきます。

時間が足りないことが続くなら、まずサ責へ相談。

必要に応じて、ケアマネに支援内容の見直しを相談する流れです。

サ責
「サービス提供責任者」の略。
訪問介護の支援内容を確認したり、ヘルパーさんとの調整に関わったりする職種です。

・預かったお金で足りるか見る
・レジの混雑を考える
・重い物を安全に運ぶ
・好みに合う食品を選ぶ
・次回の買い物に活かす

買い物代行で気をつけること

重いペットボトルは断っていい?

無理に運ぶ必要はありません。

まずは、安全に運べる量か確認します。

難しい時は、本数を減らす、次回に分ける、事業所へ相談するなどの方法があります。

「重いから無理です」ではなく、「安全に持てる量で相談してもいいですか」と伝えるとやわらかいです。

お任せで食品を選んでもいい?

お任せで選ぶ場合も、好みや体調の確認は必要です。

食事制限がある方なら、塩分などにも気をつけます。

前回の反応を次の買い物に活かすと、少しずつ選びやすくなります。

時間が足りない時はどうする?

一人で抱え込まず、サービス提供責任者に相談します。

買い物量やレジの混雑で毎回ずれ込むなら、支援内容の確認が必要なことも。

状況によっては、ケアマネへの相談につながる場合もあります。

ポイントカードは使っていい?

ポイントカードは、事業所のルールに従うのが基本です。

私の体験では、できるだけ「貯めるだけ」にしていました。

使った・使っていないのトラブルを防ぐためです。

まとめ|買い物代行で量が多い時は無理せず相談しよう

ヘルパーの買い物代行で量が多い時は、無理をしないことが大切です。

判断するポイントは、安全・時間・予算の3つ。

  • ペットボトルは量が多いとかなり重い
  • 1週間分を買う時は主食品を優先する
  • 惣菜は3日ほどもつ物を選ぶ
  • 後半はレンチン食品やレトルトを中心にする
  • 迷った時はサ責や事業所へ相談する
kotori*

新人ヘルパーさんは、最初から完璧でなくて大丈夫です。
よく聞いて、好みを知って、少しずつその方に合う買い物を覚えていけばいいと思います。

利用者さんとの関係を守るには、希望を否定しないこと。

よく聞き、好みを知り、優先順位を一緒に決めていきましょう。

買い物代行は、ただ商品を買うだけではありません。

重さ、予算、好み、食べきれる量まで考える支援です。

困った時は一人で抱え込まず、事業所やサ責に相談しながら対応していきましょう。

ヘルパーの買い物代行で量が多い時の対応は?判断基準3つ

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