訪問介護の買い物代行の時間は?範囲と買えないものも解説

訪問介護の買い物代行の時間は?範囲と買えないものも解説

訪問介護の買い物代行は、何分くらいかかるのか気になりますよね。

「近くのスーパーなら、すぐ終わるのでは?」と思う方もいるかもしれません。

でも、買い物代行は商品を買う時間だけではありません。

kotori*

私が入っていた買い物代行は45分枠でした。
スーパーは原付で片道5分ほどのスーパー。
近くても、訪問から収納まで入れると時間に余裕がない日もありました。

この記事では、*ことり*の体験をもとに、
訪問介護の買い物代行にかかる時間、
頼める範囲、買えないもの、利用者負担についてお伝えします。

もくじ

訪問介護の買い物代行の時間はどれくらい?

買い物代行45分の時間配分の内訳のイラスト

訪問介護の買い物代行は、20分以上45分未満45分以上など、支援内容に合わせて時間を考えることが多いです。

ただし、実際の時間は買う量や店までの距離、レジの混み具合で変わります。

私が担当していた買い物代行は、45分枠でした。
現場では「45分枠」と呼ぶこともありますが、実際には45分を超えないように動く必要があります。

訪問して、買い物メモを確認。
冷蔵庫や在庫を見てから、原付でスーパーへ向かいます。

スーパーまでは片道5分ほど。
往復だけで、約10分は使います。

45分未満枠でも、移動だけで約10分かかると、残りの時間は35分ほどです。
その中で、商品探し・レジ・袋詰め・収納・残金確認まで行います。

作業時間がかかる理由
メモ確認買う物や数を確認するため
冷蔵庫確認残っている食品を見て買いすぎを防ぐため
移動利用者宅と店舗を往復するため
買い物商品探しや売り切れ確認があるため
レジ・袋詰め混雑や予算確認で時間がかかるため
収納・残金確認戻ってから冷蔵庫へ入れ、お金を確認するため
買い物代行の時間に含まれやすい作業

買い物代行は、店で商品を選ぶだけの支援ではありません。

訪問から買い物、帰宅後の収納まで含めて考える必要があります。

kotori*

片道5分のスーパーでも、45分がすごく長いとは感じませんでした。
レジが混んだり、売り切れで迷ったりすると、すぐ時間が押してしまいます。

スーパーの混雑時間の12時や17時頃はレジが混むため、特に注意が必要です。

原付や自転車で行く前に確認したいこと

買い物代行に原付や自転車で行く時は、店に着いてから迷わない準備が大切です。
スーパーが近くても、入口や駐輪場の場所が分からないと、それだけで時間を使います。

特に45分枠の支援では、移動以外の小さな迷いが積み重なると、買い物や収納の時間が足りなくなります。

kotori*

私も初めて行くスーパーは、地図や現地で確認していました。
入口、駐輪場、カート置き場が分かっているだけでも、到着後に迷いにくくなります。

確認すること見るポイント
入口までの動線段差・坂道・横断場所があるか
駐輪場原付と自転車の区分、入口までの距離
荷物を積む場所通行の邪魔にならず、落ち着いて積めるか
返却場所カートやかごを戻す場所が近いか
混みやすい時間レジ待ちや駐輪場の混雑が起きやすいか
原付や自転車で買い物代行に行く前の確認ポイント

原付や自転車で行く場合は、買った物を安全に積めるかも見ておきます。
カゴに入る量でも、走っている時に不安定になるなら無理はできません。

ペットボトルや日用品が多い日は、重さだけでなく、かさばりも問題になります。

「買える量」と「安全に持ち帰れる量」は同じではありません。
支援時間内に戻ることだけでなく、安全に戻れるかも確認しましょう。

また、雨の日や風が強い日は、いつもより移動に時間がかかります。
荷物がぬれたり、袋が揺れたりすると、持ち帰りにも気を使います。

天気が悪い日は、買う物を少し減らす、重い物を別日にするなど、事前に相談しておくと安心です。

介護保険の買い物代行で頼める範囲

介護保険の買い物代行では、基本的に本人の生活に必要な物を買います。

食品や日用品など、日常生活に必要な物が中心です。
ただし、頼まれた物をすべてそのまま買えるとは限りません。

時間、量、予算、体調への配慮によって、調整が必要になることがあります。

分類確認ポイント
頼みやすい物ご飯・卵・パン・豆腐食事に必要か
日用品洗剤・ティッシュなど本人が使う物か
確認したい物お菓子・ジュース量や時間に影響しないか
注意したい物塩分が多い食品体調に合うか
頼みにくい物家族分の物本人の支援に当たるか
介護保険の買い物代行で確認したい範囲

私の現場では、ご飯・卵・パンなどの主食品を先に考えていました。
おかずは、利用者さんの好みや冷蔵庫の中を見ながら調整

すでに食品が残っている時は、同じ物を買いすぎないように注意しました。
冷蔵庫の中を見てから買い物に行くと、必要な物をしぼりやすくなります。

買い物代行で頼める範囲は、ケアプランや事業所のルールによって変わることがあります。
判断に迷う物は、自己判断せずサ責や事業所へ確認しましょう。

訪問介護の買い物代行で買えないもの・迷いやすいもの

訪問介護の買い物分類ガイド。買えないもの・迷いやすいもの

買い物代行では、「これは買っていいのかな」と迷う物もあります。
私が迷いやすいと感じたのは、ジュースやお菓子などの嗜好品。

たとえば、カルピスや甘い飲み物、お菓子など。

利用者さんにとっては楽しみでもあります。
だから、頭ごなしに「買いません」とは言いにくい場面もありました。

ただ、嗜好品が多いと、買い物に時間が取られます。
45分枠の中で終わらせる必要があるため、量や優先順位を相談していました。

kotori*

信頼関係ができてくると、
「今日は時間内に終わらせたいので、先に必要な物を買いますね」
と話しても、理解してもらいやすくなりました。

お酒・たばこ・高額商品などは原則支援の対象外です。
判断に迷ったらサ責などに確認しましょう。

お菓子やジュースは量と時間を見て判断する

お菓子やジュースは、必ず買えないと決めつけるものではありません。
ただし、生活に必要な食品より優先するかは考える必要があります。

買う量が多い時は、主食品を先に。
嗜好品は、時間と予算を見て最後に判断していました。

kotori*

利用者さんの好きな嗜好品もあるので、時間内に購入できるくらいなら買ってあげたいんですよね!

病後の人は塩分が多い食品にも注意する

惣菜売り場の写真に惣菜の栄養と期限のチェックの注意をいれた画像

病後の方や食事面に配慮が必要な方は、食品選びにも注意します。

塩分が多そうな食品ばかりになると、本人の体調に合わないこともあります。
買い物代行は、ただ商品を買うだけではありません。

惣菜も毎週同じものを選ばずに栄養のバランスも考えたいところ。

その方が食べられるか、食べきれるか、体調に合うかも見ながら選びます。

kotori*

「欲しい物」だけでなく、
「生活に必要な物」「体調に合う物」を優先する視点が大切です。

支援時間が足りない時はどう対応する?

買い物代行では、支援時間内に終わらないこともあります。

私の現場でも、45分枠に収まらないことが2〜3回ありました。

原因は、買う物の量だけではありません。

レジの混雑、売り切れ、代替品選び、冷蔵庫の確認など、いくつかのことが重なると時間が足りなくなります。
その時は、冷蔵庫や在庫を見ながら、利用者さんと買う物の優先度を調整していました。

時間が足りない原因対応
買う物が多い必要な物から買う
レジが混む時間がかかる日として共有する
売り切れ好みをもとに代替品を考える
予算確認主食品を先に通す
冷蔵庫整理在庫を見て買う物を減らす
買い物代行で時間が足りない時の対応

利用者さんとコミュニケーションが取れていれば、その人の好みも少しずつ分かってきます。

指定の商品がない時も、「この方ならこれを食べそう」と考えやすくなります。

ただし、違うヘルパーが入ることもあります。

そのため、申し送り書には必ず記載していました。

kotori*

好みが分かってくると、買い物中の迷いは減ります。
でも、自分だけが分かっていてもだめなんですよね。
別のヘルパーさんが入っても困らないように、申し送りは大切にしていました。

まずはサ責に相談する

支援時間が足りない時は、一人で抱え込まないことが大切です。

まずは、サービス提供責任者に相談します。

毎回時間がタイトで厳しい場合は、サ責からケアマネに相談することもありました。

必要に応じて、支援時間や支援内容の見直しを相談する流れです。

サ責
「サービス提供責任者」の略です。
訪問介護の支援内容やヘルパーとの調整に関わります。

支援時間が変わると利用者負担は増える?

支援時間を伸ばすと、利用者さんの負担が増える場合があります。

介護保険サービスは、負担割合が1割・2割・3割など人によって異なります。

そのため、同じように時間を伸ばしても、実際の支払額は人によって変わります。

具体的な金額は、ケアマネや事業所に確認しましょう。

支援時間を伸ばせば解決、とは限りません。
時間が増えると、利用者さんや家族の負担も変わる可能性があります。

私の現場でも、支援時間を伸ばすと利用者さんの負担が増える、という説明はありました。

ただ、家族から見ると、買い物支援のために時間を伸ばすことは理解されにくい場合もあります。

そのため、すぐに時間を増やすのではなく、買う物を調整することもありました。

家族が週末に追加で買い物をする形で、調整するケースもあります。

対応方法向いているケース
買う物を減らす45分枠で収めたい時
優先順位を決める食品と嗜好品が多い時
家族が週末に買う重い物や追加分がある時
支援時間を相談する毎回時間が足りない時
支援時間が足りない時の調整方法

介護保険の時間内で全部を済ませようとすると、無理が出ることもあります。

買い物の内容、家族の協力、支援時間のバランスを見ながら考えることが大切です。

時間内に終わらせるために家族ができる準備

家族ができる準備物イラスト

買い物代行を時間内に終わらせるには、家族の準備も助けになります。

特に大切なのは、買い物リストとお金を分かりやすくまとめておくことです。

透明な100円均一のポーチなどに入れておくと、管理しやすくなります。

中身が見えるので、メモやお金の確認もしやすいです。

・買い物リスト
・預けるお金
・ポイントカード
・レシートを入れる場所
・買えなかった物を書くメモ

また、冷蔵庫の中も大切です。

賞味期限切れの物が多いと、確認や整理に時間がかかります。

冷蔵庫が整理されていると、何が残っているか分かりやすくなります。

その結果、買いすぎや時間超過を防ぎやすくなります。

家族ができる準備時間短縮につながる理由
リストを書く聞き取りの時間を減らせる
お金をまとめる出発前の確認がしやすい
透明ポーチを使うメモや残金を管理しやすい
冷蔵庫を整理する買う物をしぼりやすい
好みを共有する代替品で迷いにくい
買い物代行を時間内に終わらせるための準備

利用者さんの好みも、できるだけ共有しておくと安心です。

好きなパン、食べない惣菜、避けたい味つけなど。

申し送り書に残しておくと、違うヘルパーが入る時にも対応しやすくなります。

kotori*

買い物リストとお金がまとまっているだけでも、かなり助かります。
透明ポーチに入っていると、確認しやすくて管理もしやすいです。

まとめ|買い物代行は時間・範囲・負担を確認して頼もう

訪問介護の買い物代行は、商品を買う時間だけではありません。

訪問してからメモを確認し、冷蔵庫を見て、店舗へ移動します。

さらに、商品探し、レジ、袋詰め、持ち帰り、収納、残金確認まであります。

  • 45分枠でも、片道5分の店なら移動だけで約10分かかる
  • 買い物代行は、訪問から収納まで含めて考える
  • 嗜好品は、量・時間・予算を見て判断する
  • 時間が足りない時は、まずサ責に相談する
  • 支援時間を伸ばすと、利用者負担が増える場合がある
  • 家族の準備で、時間超過を防ぎやすくなる

買い物代行の時間が足りない時は、すぐに支援時間を伸ばせばよいとは限りません。
利用者さんの負担が増える場合もあるため、買う物の調整や家族の協力も大切。

買う量が多くて時間内に終わるか不安な方は、以下の記事も参考にしてください。

kotori*

買い物代行は、近いスーパーなら簡単という支援ではありません。
時間、範囲、利用者さんの負担を見ながら、無理のない形で続けることが大切だと思います。

迷った時は、利用者さんや家族だけで抱え込まず、サ責やケアマネに相談しましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

訪問介護の買い物代行の時間は?範囲と買えないものも解説

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